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2011年4月

てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡

「ていだかんかん」は沖縄の言葉で、「太陽さんさん」っていう意味だよ!

○大まかなストーリー

埋め立てや、温暖化などによって珊瑚礁が死滅していった沖縄の海に危機を感じ、世界で始めて、独学で珊瑚の養殖、孵化に成功した金城さんのお話

~感想~

てかね!!珊瑚礁は海に0、2%しかないそうだが、そこに海洋生物の25%がいるんだって!!すごいよね!

原作を読んでいないので、丸々実話かどうかはわかりませんが…

全てを捨てて、海を思える金城さんを尊敬します。

実話だけに、世の中の真理をついてると思う。

頭じゃなく、海を愛する心が金城さんの心を動かしているんだよね

珊瑚の移植に対して住民から反対されたり邪険にされたり…人に騙されたり。

それでも上等な海にすべく様々な困難にぶつかっても立ち向かってゆく金城さん(映画ではけんちゃんって呼ばれてるけど)。

学者たちに「データもなにも知らないアマチュアが手を出すな」、「専門家の研究を待て」と馬鹿にされた金城さんが「俺は自然に悪いことはしない、頭じゃないのに、環境破壊は待ってくれないのに」と言う場面がある。

いい大学の偉い学者が言ったこととか、データが全て正しいわけでなく、魂で?肌で?わかるってのはあると思うな。

金城さんが、唯一自身の信念からぶれてしまう時があるのだけど、そのきっかけがね、

子供たちに「海を上等にしようとして貧乏なお父ちゃん」と「海のことなんてどうでもいいお金持ちの父ちゃん」どっちが好きかと聞いて「…お腹いっぱいごはんがたべたい」と言われちゃた言葉だったり…

一人の人間が、等身大で苦しみながら困難に立ち向かっていくわけです。

珊瑚の養殖と産卵は、成功するわけだけど、金城さんは「目標は海を上等にしたいからまだまだ始まったばかりだ」という。

これからも金城さんは海を上等にするべく活動されていくのでしょう。

自然を思い行動している方はすごいな!!

この映画を見てね、原発の反対運動をしていた方々を思った。

きっと金城さんが海を上等にすべく訴え活動していた様に、その方々も訴え続けてきたのだろうし、肩身の狭い思いもしてきたのだろうな…と。

しかし、実際に恐れていたことが起きてしまった。

実際に起きて始めて目を向けたわけです。うー私達は、見えていないことが多いのだと思う。

もっと、生かしてもらっている自然に対して目を向けなければいけないんだよね。

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息もできない

韓国映画

主演サンフン役のヤン・イクチュンが監督も製作も脚本も編集も行った作品。

途中で資金が尽きて家までも売って製作したという。

○大まかなストーリー

幼い頃に、父親のDVで母と妹を亡くした男「サンフン」は、父に対する怒りと憎しみを抱いて暴力的な借金の取り立を仕事として生きていた。
そをなサンフンがひょんなことで、彼女自身も実の父親によって傷ついた心を持ち、それを隠し生きている勝気な女子高生ヨニに偶然出会う。

同じ「父親」という存在に苦しめられてきた二人は、互いに共鳴しあっていき少しずつ生き方が変わっていくのですが…ヨニの弟がサンフンの弟分になったこで歯車が狂いだしてしまう…。

~感想~

虐待が虐待を産むというけど、そうやって暴力は連鎖していってしまうものなんだと思った。

持って行き場のない感情に苦しみ、もがき、暴力へと逃げてしまう。

ヤン・イクチュンいわく、自身の心の中に押し込めていた全てを吐き出し、作品を作ることで自分を保ったらしい。

とても不器用で暴力的で…しかしながらSensitivな作品だなと思った。

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食べて祈って恋をして

エリザベス・ギルバートという方の回想録「食べて祈って恋をして 女が直面するあらゆこと探求の書」が原作の映画です。

ってことで、実話ってことです。

○大まかなストーリー

離婚をきっかけに、1年に渡って、イタリア(食)・インド(祈)・バリ(恋)の3カ国へ滞在し自分を見つめ直すお話。

~感想~

憧れちゃうなぁ~。

出来ることなら私も自分を見るめる旅に出たい。英語を話せる頭と、お金があったならば…。

国内でもいいかな、沖縄とか北海道、大阪、京都…って働きながらいろいろな場所へいいっていろいろ観るの…

でもやっぱ、価値観のまったく違う世界に行って自分を広げたいなぁ。

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母なる証明

韓国映画です。

物語の大まかなストーリー。

○女子高生が、建物の屋上に死体となって発見される。その場所は、町から良く見える場所だった…。その犯人として捕まってしまうのがトジュンという障害をもった青年トジュン。トジュンの母親は息子の無罪を信じ、というより殺人ができるはずはない…と真犯人を見つけようとする。殺された女子高生はどんな人物だったのか…犯人はいったい誰なのか?

母親は真相に行き着くのですが…

~感想~

作中、観ている私たちも真相はわからず、障害の為に記憶がなので、トジュン自身さえ殺したのか殺してないのかわかってない。

母親が真相を追うとともに、観ている私たちも様々な事を知っていくわけです…。

作品に散りばめられている数々の事柄が、物語の真相に結びついていく構成がとっても巧みでした。無駄なものは一切ない。

一つあげると、作品の冒頭に妙なダンスをする母親の画から始まるのですが…このダンスが何を意味するのか終盤にわかります。

どんな真相なのか、は観てください。

私は…物語の終盤での、母親の行動を認めることはできないです…。

そして…ドーンと心に残っているシーンは

物語の終盤トジュンが「なぜ犯人は死体を町から見える場所に置いたのか」考えた結果

「きっと血が出ているから皆に気づいてほしかったんだ、病院につれていってって、きっとそう」といった(正確じゃないかも)セリフがあるが、このシーンが重く心に響く。

トジュン役をウォンビンが演じています、知るまで気づかなかった。

好演ですぜ!

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